|
|
ある雑誌にこんなことが書いてありました。
飛び跳ねたり、ひん曲がったり、
予測不能に四方八方に伸びて行くのが生命力だというのに、
《良い子は川で遊びません》
そんな看板がのうのうと立っている。
危ないことをせず、迷惑をかけず、
言うことを聞く人間になりなさいと・・。
そんなキュウクツな世の中で行き場をなくした
町ガキや川ガキたちは、お日様のようなエネルギーをもてあまし
『不良』と呼ばれるようになりました。
あのはちきれそうな強い命の芽が町の隅っこで、
ふてくされ顔でたむろすようになりました。
最近の子供たちは昔と比べて変わった、というけれど
子供たちは何も変わってはいない。
自然に放してあげれば、自分たちの力で、
自分たちのルールを作りながら仲間と力をあわせて
どんな困難も乗り越える自力を育てて行く。
そこでは、不良と呼ばれるような子たちこそが
優れたリーダーになり、弱い子、小さい子をちゃんと守る。
思いやる心は、子供たちの本能。
そして、そのための環境を与えられるのは、
学校や家庭ではなく、地域である。
と、こんな内容でした。
我々親は、時として子供の気持ちや生命力やお日様のような
エネルギーを無視してないだろうか?
|
|
|